レントン

評価部門で15年間、実製品のノイズ対策やテストと 向き合ってきた現役エンジニア(グループリーダー)。 2児の父として、子どもたちに癒されながら日々奮闘中。 現在はiNARTE EMCエンジニア資格にも挑戦中。 実は、難しい数式や専門用語はちょっと苦手です。 だからこそ小難しい理論には頼らず、現場でひたすら 手を動かしながら泥臭く技術を身につけてきました。 自分が理解するのに苦労した経験から、難解なEMCの 世界を「後輩に教えるような、誰にでもスッと伝わる 言葉」で噛み砕いて解説するのがモットーです。 教科書通りにいかずに悩む現場の皆さんの、 トラブル解決のヒントになれば嬉しいです!

【EMC試験】謎の単位「dB(デシベル)」の正体。0dBはゼロじゃないし、イミュニティ試験の数値はヤバすぎる

お疲れ様です!今日も暗室のモニターとにらめっこしていますか?さて、今回のテーマは、スペアナの画面や規格表で必ず見かける縦軸の単位、「dB(デシベル)」です。正直に白状します。私は新人の頃、測定画面の波 ...

【EMC試験】RBWとVBWの違いとは?ノイズをすくう「ふるい」の法則と、6dBマージンの罠

お疲れ様です!前回の記事で「PK・QP・AV」の使い分けをマスターして、少しドヤ顔になっている若手の皆さん、こんにちは。さて、次に皆さんの前に立ちはだかるのが、画面の隅っこにいる「RBW(分解能帯域幅 ...

エミッシヨンの「QP」って何者?EMC初心者が最初に知るべき3つの検波器と、プロの比較テスト術

2026/3/29  

お疲れ様です!今日も暗室に引きこもってますか?初めてPCの測定ソフトを立ち上げたとき、設定画面に並ぶ「PK」「QP」「AV」の文字を見てフリーズしませんでしたか?今でこそ偉そうに解説している私ですが、 ...

「スペアナ」と「レシーバ」の違い、結局どっちを使えばいいの?EMC暗室で即戦力になる使い分け完全ガイド

初めて暗室に入った若手エンジニアが、必ずと言っていいほどぶつかる壁があります。「レシーバ(EMIテストレシーバ)とスペアナ(スペクトラムアナライザ)、どっちを使えばいいの?」ラックに並んだ2つの測定器 ...

【EMC試験】ノイズで誤動作!でも回路変更の前に試すべき「使われる環境を再現する」という逆転の一手

「バチッ……(画面が消える)」「あ、また落ちた……リセットかかってます」空間から強烈な電波を浴びせる試験や、ケーブルに直接ノイズを流し込む試験。その瞬間、マイコンが悲鳴を上げて再起動を繰り返す。暗室の ...

【EMC・エミッション対策】明日ノイズを通す!3dBオーバーで絶望した時に「ケースとGND」から疑う緊急チェックリスト

「あー、もうダメだ。今から回路変更なんて日程的に絶対に無理だし、ケーブルにフェライトコアをいくつ追加してもノイズが全然下がらない……!」明日がEMC試験の最終枠。薄暗い電波暗室の中で、リミットラインを ...

【EMCの罠】フェライトコアは万能じゃない!?ノイズの正体を暴く正しい使い方

評価も終盤。どうしてもリミット線を突き抜けるエミッションノイズを前に、「頼む、これで受かってくれ…!」と祈るようにフェライトコアをパチンと挟む。しかし、波形はピクリとも変わらない。あるいは、逆にノイズ ...

​【失敗談】GNDを「ただの線」だと思っていたら、ノイズが10dBも跳ね上がった話

こんにちは!自動車部品メーカーでEMC(電磁両立性)評価を担当して15年の「先輩」です。 これからブログを通じて、僕が現場で流した冷や汗と、そこから学んだ「教科書には載っていないノイズ対策のコツ」を皆 ...

【EMC試験】発泡スチロールじゃダメ?絶縁支持体の正しい選び方と「スタイロフォーム」を使う理由を現場目線で解説

「……絶縁支持体って何だ?」EMC評価の規格書を読んでいると、必ずこんな記述が出てきます。 「試験品は、比誘電率εr = 1.4以下の絶縁支持体の上に置くこと」 「……絶縁支持体って何?」「εrって何 ...

BCI試験とは? 目的、評価方法、置換法と閉ループ法の違いを分かりやすく解説!!

こんにちは。今回は、EMC試験の中でも自動車業界で必須となる「BCI試験」について、これからノイズ対策を学ぶ初心者エンジニアの方向けに分かりやすく解説していきます。現場で15年ほどEMC評価に携わって ...